ビグルモワ

すべて物語にしてしまいたい

2015-01-01から1年間の記事一覧

自作解題――思い出がいっぱい

soulkitchen.hatenablog.com 忘れないうちにさらさら書いていこうとおもうことです。 1. ファー すべて世のゴッドファーザー触れたもの名前をつけて駆け出していく ★ファーが定まらず悩んだのであった。心配なのはゴッドファーザーはたぶんオジサンなので駆…

自作解題――ギリギリつめこむ物語(fromあの丘)

soulkitchen.hatenablog.com というわけで短歌の感想。下書きで寝かせすぎてしまった。今回は短歌たちよ、わたしから離れて遠くへー! と思いながらつくりました。つまり、物語だったり、なにかが続いていく感じに。前回が自分自分で嫌になってしまったので…

大江健三郎『個人的な体験』(読書中)

大江健三郎の『個人的な体験』を読んでいる。まだ途中だけど気になったことを書いておく。 個人的な体験 (新潮文庫 お 9-10) 作者: 大江健三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/02/27 メディア: ペーパーバック 購入: 7人 クリック: 132回 この商品を…

自作解題――遠くまで飛んでけカイト

soulkitchen.hatenablog.com 二回目短歌の感想をば。ここはひとつ。どうぞひとつ! 秘すれば花というのは変わらずに思うことではあるのだけど、初めてのことをする、続けていく、それが自分に馴染んでいく過程を記述しておきたいという気がする。馴れてしま…

自作解題――そこに私はありません

soulkitchen.hatenablog.com はじめて短歌を詠んでみての感想です。こういうのは秘すれば花よなと思いつつ、忘れないように書いてみむとす(そんでこちらにこっそりあげておく)。短歌を詠もうと思ってから、いいフレーズあっても(twitterとかでも)書かな…

それは引用ではない

昨日の晩にブログの記事を書いていて、それはいつもの方のブログなのだが、そこで、その朝に読んだもののことを適当な引用とともに書いたのだけど、あとから考えてみると、そういうふにゃふにゃしたものを「引用」と呼ぶのはいくらなんでも雑すぎるのでない…

A氏

fktack.hatenablog.jp TwitterでF氏とやりとりをしていたことにエントリでふれられていた(ふれてもらった、と書こうと思ったけど、別にしてもらったわけじゃないと思い直した)。 この件で、いろいろな考えが自分の中にたちあらわれて、それをメモしたら6…

しるし

少し前から気になっている人がいて、その人に、どうするか、どうしたいかということを頭の隅でずっと考えていた。いや、今も考え中。強くしなやかで若い彼女から目が離せない。とてもきれいな人なのだ。 (飽きていなければ)彼女がこちらを見ていることを私…

生ぬるい日だった。冬からのトンネルをぽかりと抜けて、地上に顔を出したみたいな陽気だった。天気予報が雨は降るような降らないような曖昧なことを伝えたが、裏腹に雲からは日射しが覗き込んでいた。曇りの日の日光は晴れの日よりも尊いように思える。「天…

小島信夫『ラヴ・レター』

ラヴ・レター 作者: 小島信夫 出版社/メーカー: 夏葉社 発売日: 2014/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 小島信夫『ラヴ・レター』を読みました。 自分の記録と記憶のためにも簡単なメモを。ねんのため初出も転記しました。表記は迷っ…

文体?

少し前から小島信夫の話をしている。 <a href="http://fktack.hatenablog.jp/entry/2015/01/21/%E6%96%87%E4%BD%93" data-mce-href="http://fktack.hatenablog.jp/entry/2015/01/21/%E6%96%87%E4%BD%93">文体 - 意味をあたえる</a> 文体 - 意味をあたえる イニシャルがAとZなのがいいですね。 これまでに小島信夫の話をしたことはほとんどない。文学の先生に話して、「第三の新人!」と言われたくらいだ。教科書的知識。母親と…