ビグルモワ

すべて物語にしてしまいたい

じゃあ持ってるボードゲームの話しまーす

かたろーぐとカルカソンヌだけは持っていることで有名なわたしですが(あとジグソーパズルがまあまああります)、そういえばボードゲームにもいろんなレヴェルがあるよなと感じさせてくれるのがかたろーぐで、「世の中すべてがゲームになる」が合言葉なのですが、サイコロの展開図みたいな印象で、なんでもいいのなんでもをどう切り開くかで違った遊び方ができるのと、遊ぶ相手が違うとまた違ったゲームになるので拡張性がやばいと個人的には思っていて、逆にいえば相手や題材次第でなんかよくわからなかったねってなってしまう可能性もあるのだけど、あ、だめですね、全然説明する気がない。思い入れがおかしすぎて説明に支障が出ている。

これにかんしては運の要素がぜんぜんなくて(わかんないから 1/2 で選ぶとかはあるけども)、題材と相手に依拠するの、つまりプレイヤー自身もゲームの一部になってしまうし、どちらかというとコミュニケーション促進する平和なゲームだと思っている。それが療育の分野で語られたり、たぶん会議にも使えたりする理由なのだと思う。抽象的観念にふりきって遊んだり、現実的に晩のおかずを決めたりもできる(「長生きしそうな絵(写真)」「借金が多そうな絵(写真)」っていうのでやったことがあります)。

 

人生はゲームー!! またはゲームは人生ー!!

 

▼自分が論理的に書くことができるのかたまに不安になるので、「かたろーぐ」についてわかりやすく書いてみます。

最低 2 人で遊べます。多くて 5 人くらいかな(顔がわかる距離が好ましいと思いつつ、やり方さえ心得ていれば Skype とかでもできる気がする)。

ひとりがランキングをつくり、それを他の人が当てて、当たったら点がもらえます、というルール。シンプルだぜ!

ただしそのランキングする対象は自分たちで持ってくる、一覧性のあるもの、カタログが好ましいという感じです。大きめのタブレットで画像を並べてもいいし、想像力豊かだったら文字の羅列でもよいと思います。

ランキングの内容も数値とか歴史みたいなクイズ的な教科書的な絶対な正しさはなく、ランキング者の主観による。「好き~そんなに好きじゃない」のグラデーションを考えていると、その人のことがそれなりにわかってくるし、意外な順位も説明をきいて納得したりするのが楽しい。やっぱりそうだよねーもあれば、そんな風に思ってるんだーがあるので、人堀りゲームと思っている。仲のいい人とやってもいいし、これから仲良くなる(予定の)人とやってもいい。いいでしょう、人堀りゲーム。

 

ここからは蛇足かなとも思うのだけど、会議的な場面で使うこともできると思っていて、決定の段までいくと遅すぎる気がするけど、検討の段階くらいであれば、全員が自分なりのランキングをつくってああだこうだ話す材料になるのではないか。一方的な発表にならず、多数決によらない議論ができるのではないか。また、ゲームという枠組みと理解することによって行き過ぎた感情論とか人格否定(ととらえてしまうこと)を避けられたり、今はこの人の話をきく時間、というようなルールが入りやすいんじゃないかなと想像する。これはディベートと同じような効果です。それじゃあディベートでもいいじゃんって気もするけど。そうだね(そうだね)。

 

chaga2.jimdo.com

 

言われているようなことを、と思わなくもないけれど、いろんな遊び方できるよーっていうのを書いておきたかった。全然いいの、ほんとに。好きな芸能人だっていいんだもの。盛り上がるもの。自分に興味持ってくれるの楽しいもの。きいてくれるし、きくのも楽しいもの。とにかく、「なんでもゲームになる(できる)」っていう枠組みがすごいと思っておるところ。