ビグルモワ

すべて物語にしてしまいたい

飛行機の中で観た映画(2019年3月ANA)

旅行きの飛行機で観た映画について 『ボヘミアン・ラプソディ』 ボヘミアン ラプソディ [4K UHD + Blu-ray リージョンフリー ※4K UHDのみ日本語有り](輸入版) メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る もう機内で観られるんだ。早ーって思った。映画館…

ついったんか201901

ついったんか2018

夏休み

しょにちはぽっかりあいた穴 さみしいのはあったものがなくなったから つくえの上のお花 ばらとかーねーしょん このつぼみはいつか咲くかも たくはいやさんが来るかもしれないから ふくを着る

じゃあ持ってるボードゲームの話しまーす

かたろーぐとカルカソンヌだけは持っていることで有名なわたしですが(あとジグソーパズルがまあまああります)、そういえばボードゲームにもいろんなレヴェルがあるよなと感じさせてくれるのがかたろーぐで、「世の中すべてがゲームになる」が合言葉なので…

知らないふりしてマシンガン(東直子『薬屋のタバサ』読みました)

短歌界のうれっこの東直子さんの小説(たぶん小説なんだろう)を読んだ。わたしは鑑賞にあたっては印象論を採用しているので、まず読中の感想を述べるね。 真ん中くらいまでは小説なのか? と思っていた。文章が下手すぎる、と思っていた。もう少し厳密にい…

ついったんか2017年12月

短歌の目がお休み中なのでちょっと遠ざかっているのだけど、今月は多めにぽろぽろしてたのでまとめておきますね。 人よりも賢き機械誇らしく平成三十二年を示す— 紙 a.k.a. letofo (@isi_kami_hasami) 2017年12月11日 職場でつかってるシステムがさも当然の…

8月の短歌––おぎやはぎは荻でも萩でもない

soulkitchen.hatenablog.com 公開するまではああだこうだ考えるのんだけど、その後ああだこうだ書こうって思うまでの腰がめちゃめちゃ重い。ふだんのブログとかもそうだけど、書いたはしから忘れていって、さらに気が咎めて振り返れなくなっちゃうのだった。…

7月の短歌––はからずも、夏

soulkitchen.hatenablog.com 歌をつくってたときの自分と現在の自分が完全に切り離されていてなにも言えなそうなのだけれどがんばって思い出して書いてみよう。とて。 題詠 5首 1. 透 透明の履歴書もって透明のぼくに似合う仕事ありますか ★やっぱり幽霊のこ…

6月の短歌––1+1=2のような

soulkitchen.hatenablog.com 題詠 5首 1. クリーム ピンクとか生クリームとかイチゴとかたどり着けずの女子の最果て ★むかしはランドセルが赤と黒の二色しかなかったように、注文の絵の具のバッグはうすピンクと水色しかなかった。だから当然女子はピンクで…

5月の短歌––切れば血の出る物語を

soulkitchen.hatenablog.com 毎月恒例の短歌の企画なのだけど、5月は無理ねと早々に諦めていて、でも、つくりたいなと思いはじめた31日の夜に、食事と入浴をすませて時間をつくる。頭の中で考えていたとはいえ一時間弱でできてしまった。まあしかしこれを短…

4月の短歌––季節はずるい

soulkitchen.hatenablog.com 題詠 5首 1. 皿 ベランダのこの世の春の真っ青の受け皿のなく川の流るる ★去年お休みしていたベランダー(ベランダ菜園)を再開した。今年は薬味ばっかり育てている。やっぱりゴーヤもやったらよかったかなとか思いつつ。ともか…

3月の短歌––春となり、人となり

soulkitchen.hatenablog.com ヤッホー短歌! 三月はどうにか投稿できてよかったことです。月の終わりに短歌の目に参加できてると達成感がすごい。短歌活動ぜんぜんしてないし、ぺらっぺらの素人なのだけど、月の数日でも集中したらなにがしかできてうれしい…

例の本を読んだ

例の本、検索機では在庫ありだけど店頭になく、レジのお姉さんに検索票出したら「入荷はしてます」と言われて持ってきてもらった— 紙 a.k.a. letofo (@isi_kami_hasami) 2017年1月18日 これね。 夫のちんぽが入らない 作者: こだま 出版社/メーカー: 扶桑社 …

1月の短歌––迷いがみえるみえている

soulkitchen.hatenablog.com 題詠 5首 1. 編 愛す子も愛さない子も等しくはだれぞ遺伝子編まれた先の ★編み物するようになってから、人の着てるニットとかめっちゃ気になってよく見ちゃうんですが(糸とか編み方とか色とか)、そして文章の一文字一文字をつ…

12月の短歌––大晦日短歌祭反省会

soulkitchen.hatenablog.com イェーイ! 短歌! イェーイ! 区切りでいえばもう去年だから今さらって感じなのだけどふりかえります。帰省の移動中、隣席に人もおらずわりに快適だったので粛粛とつくってました。それまでにイメージがあったのもありなかった…

『思い出のマーニー』読みましてん

『思い出のマーニー』読みまして、めちゃめちゃめちゃよかったです。ちなみに映画は未鑑賞。 「マーニーがいた頃」と「マーニーがいなくなった後」にざっくりと分けられて、前半はアンナとマーニーの日々が描かれる。アンナの療養先で出会った二人はなんだか…

10月の短歌――おとことくらすおんなもくらす

soulkitchen.hatenablog.com わいわい! 短歌で知るイッカゲツ! という刻みでの短歌。短歌の目、ありがとう。ひと月ってあっという間じゃない? って思ったけどその前が半年以上空いてたからそんな気もするのかもしれない。詠んだよのあれこれを。 1. 渋 な…

『チャーメインと魔法の家』を読んだ

ジブリの映画『ハウルの動く城』には原作があり、続編と続続編があるということ、みんな知っているだろうか。原作は『魔法使いハウルと火の悪魔』であり、動く城にあの造形をあたえたのは宮崎駿なのだよ。映画は映画で賛否両論あろうが、わたしは好きだ。原…

9月の短歌――ふとれマイオスって言いたいだけ

soulkitchen.hatenablog.com おつかれさまです! 久しぶりの短歌の目、すべりこんだののメモを残させてください。今回はいつになく推敲ができたので、それだけはとてもとてもよかったです。(客観的に)よくなったかはわからんですけど、自分の満足度が上が…

魔法のぐっすり絵本

おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本 作者: カール=ヨハン・エリーン,三橋美穂 出版社/メーカー: 飛鳥新社 発売日: 2015/11/13 メディア: ハードカバー この商品を含むブログ (5件) を見る 読むだけで寝てしまうなんていう魔法みたいな本があるらしく、ご…

座り込んで大きな声を上げて泣きたい(大庭みな子・小島信夫再考)

一年以上前に少しだけ書いていたのだけど*1、大庭みな子さんのこと。小島信夫のことが書かれている部分をさらうつもりだったのが、大庭さん自体がなかなかに面白くて時間がかかってしまった。 本エントリの目的は、大庭の文章から見える小島を、つまり作家と…

トラウマブックス+α

小学生くらいに読んだ本がいまだにハッと甦ってくることがあり、気軽に使うべきワードではないのだけれど、トラウマティックであったなぁというものをあげておく。思い返して読みたくなってるやつ。児童書だからなのか、当時と同じかたちで手に入れるのは困…

短歌本三冊

57577に興味が出てからそろそろ一年が経とうとし、関連する書籍も手もとに増えてきた。目をとおしたものを書いておく。 はじめてのやさしい短歌のつくりかた 作者: 横山未来子 出版社/メーカー: 日本文芸社 発売日: 2015/09/08 メディア: 単行本(ソフトカバ…

横山未来子『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』掲載短歌の索引

よさそうな短歌の入門書があったので読んでいました。短歌の本なのにタイトルが575。はじめてのやさしい短歌のつくりかた作者: 横山未来子出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2015/09/08メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るデザイ…

自作解題――思い出がいっぱい

soulkitchen.hatenablog.com 忘れないうちにさらさら書いていこうとおもうことです。 1. ファー すべて世のゴッドファーザー触れたもの名前をつけて駆け出していく ★ファーが定まらず悩んだのであった。心配なのはゴッドファーザーはたぶんオジサンなので駆…

自作解題――ギリギリつめこむ物語(fromあの丘)

soulkitchen.hatenablog.com というわけで短歌の感想。下書きで寝かせすぎてしまった。今回は短歌たちよ、わたしから離れて遠くへー! と思いながらつくりました。つまり、物語だったり、なにかが続いていく感じに。前回が自分自分で嫌になってしまったので…

大江健三郎『個人的な体験』(読書中)

大江健三郎の『個人的な体験』を読んでいる。まだ途中だけど気になったことを書いておく。 個人的な体験 (新潮文庫 お 9-10) 作者: 大江健三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/02/27 メディア: ペーパーバック 購入: 7人 クリック: 132回 この商品を…

自作解題――遠くまで飛んでけカイト

soulkitchen.hatenablog.com 二回目短歌の感想をば。ここはひとつ。どうぞひとつ! 秘すれば花というのは変わらずに思うことではあるのだけど、初めてのことをする、続けていく、それが自分に馴染んでいく過程を記述しておきたいという気がする。馴れてしま…

自作解題――そこに私はありません

soulkitchen.hatenablog.com はじめて短歌を詠んでみての感想です。こういうのは秘すれば花よなと思いつつ、忘れないように書いてみむとす(そんでこちらにこっそりあげておく)。短歌を詠もうと思ってから、いいフレーズあっても(twitterとかでも)書かな…