魔法のぐっすり絵本
読むだけで寝てしまうなんていう魔法みたいな本があるらしく、ご存知のとおりわたしに子どもはいないのだけど、知ってる子どもならいて、寝かしつける機会があって、読んでみたのでした。
一番気になるのはその効果ですが、とりあえず寝ます。ほかの絵本でも寝るのかもしれないけど比較はできないのでわからず。ただこの本は眠らせる(寝る、眠らせる、寝かしつける、もろもろありますがとにかく入眠にかんして)ことに特化していて、読み聞かせながら、フームとなる仕掛けがたくさんあるのでした。
正直な話、魔法はあるのかといわれれば、残念ながらないのだけど、寝たいのに寝付けないみたいな場合には効果はありそうです。仕掛けの都合上、乳児に対しては難しそうです。言葉が少しわかって、情景が想像できて、その効き目があらわれます(信じないと魔法はかからないのです)。
わたしが寝かしつけたのは10歳前後の子どもたちでした。先ほどネットで簡単にしらべたところ、2歳児くらいからいけるとの知見がありましたが、どうでしょう。中学生、高校生、大人も寝たいと思っているなら眠れるでしょう。絶対寝ないぞー!! みたいな心持ちの人は寝ないです。
それでも蒲団に入ってそれをきいていると、眠気が増してきていい感じに眠りにすべりこめそう。読んでいたら眠くなってきて、読み聞かせなくとも、自分が眠れそうでした。ひとりの場合でも黙読より音読がききそうです。それが仕掛けなのです。
というわけで、魔法はないけれど、子どもを寝かしつけたい人は騙されたと思って読み聞かせてみてよいと思いました。